ビジネス活用シーン

ユーザー事例紹介

岡三証券株式会社、イエズミ印刷株式会社
投資者向けアナリストレポート用フォントに採用
【採用書体】ヒラギノ角ゴ W3/W4/W5/W7、ヒラギノ明朝体 W3

岡三証券株式会社の投資者向けアナリストレポートに「ヒラギノフォント」が採用

アナリストレポート ※画像は実際のレポートとは異なります。

岡三証券株式会社の投資者向けアナリストレポートに「ヒラギノフォント」を採用いただきました。

アナリストレポートとは岡三証券株式会社投資調査部のアナリストが、企業を調査・分析して、中立的な立場で事実に基づいた企業の情報を提供するレポートです。岡三証券のアナリストレポートでは「強気」「中立」「弱気」の3段階で株価を格付けし、さらには、目標株価、業績予想および企業動向などもレポートします。

アナリストレポートのリニューアルに携わった岡三証券株式会社の高山様とイエズミ印刷株式会社の家住様、板倉様にお話を伺いました。

アナリストレポートのリニューアルを行った背景を教えて下さい。

[岡三証券株式会社 高山様(以下、高山様)]
リニューアル前のアナリストレポートは社内でフォーマットを作成しており、ベースとなるフォーマットを10年以上にわたって手直ししながら使ってきました。情報がコンパクトにまとまってはいたのですが、お客様への提案にあたっては必要な情報が盛り込み切れておらず、他の資料を参照しなければならないといった課題があったんです。

アナリストレポートにはより沢山の株式情報を掲載したい一方で、情報量が増えるとその分閲覧性が低くなってしまうなど、社内でのフォーマット改修には限界を感じたため、イエズミ印刷様を交えてより見やすいレポートへのリニューアルの検討が始まりました。

アナリストレポートリニューアルに際して、特に重視したポイントを教えてください。

[イエズミ印刷株式会社 家住様]
レポート1ページの中に必要な情報を盛り込みながら、視認性と読みやすさを向上させることを重視しました。投資家は岡三証券の他にも、他社証券会社のアナリストレポートを見比べて株価の予測を立てます。比べて見たときの印象は大事で、「岡三の情報の質は良い」と伝わるようデザインしています。

ヒラギノフォントを選定いただいた理由を教えていただけますか?

[イエズミ印刷株式会社 板倉様]
ヒラギノフォントの数字の読みやすさとウエイトバリエーションの豊富さが決め手になりました。数字は株式情報の中で一番大切な情報です。しかし数字の情報を増やそうとすると、1つ1つを小さく表示させることは避けられませんでした。もし数字を読み間違えることがあった場合、それは投資家や証券会社にとって大きなリスクとなります。ヒラギノフォントは数字を小さくしても視認性が高かったことが、アナリストレポートへの使いやすさにつながりました。また、かな・漢字・数字・英字のバランスが良く、文章の中で数字や英字が多く含まれていても変に目立つことなく自然に読み進められる点や、ウエイトバリエーションが豊富で情報の強弱を付けやすく、伝わりやすい表現が出来た点もヒラギノフォントを選んだ理由です。

[高山様]
もともと弊社ではフォントを「購入」することがほとんどなく、PCに元からバンドルされているフォントを使っていました。今回ヒラギノを採用するに当たり、元からバンドルされているフォントとヒラギノを使用した場合とでレポートの見易さがどう変わるかを社内で比較した結果、ヒラギノボリュームライセンス購入の理解が得られました。

リニューアルはどのような効果がありましたか?

[高山様]
レイアウトを破綻させることなくより多くの情報を盛り込めるようになったことで、社内からはお客様へ提案しやすく、また読みやすくなったと良い評判をいただいています。また移動中にスマートフォンなどの小さなデバイスでアナリストレポートのPDFを読む際も、大きく拡大せずとも読めるようになりました。

今後の展望についてお聞かせください。

[高山様]
岡三証券をご利用いただいている投資家様へよりよい情報を提供できるように、サービスの向上に努めてまいります。


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